こんにちは、めりです。
2022年10月に出産してからたびたび「あれ…?」と思った「ママイヤ期(仮)」。
パパイヤ期だったり、イヤイヤ期のママイヤは聞いたことがあるけど…
ママイヤ期も0歳にあるの(泣)?
あくまで私個人の見解ですが、「ママイヤになることはあり得る、でもママが嫌いなわけではなく外部の複数の条件が重なった時」に起こるのではないかなと思っています。
24時間お世話しているのになんで?
赤ちゃんって無条件にママが好きなんじゃないの…?
本能でママが嫌いってこと・・・・!?
と思って悩んでしまうママもいるのではないでしょうか。
元祖心配性&ネガティブな新米ママの私は「ママイヤ期…(泣)」とつらくなって何度か落ち込む期間がありました。
今回は私が0歳〜1歳目前まで育児をして気づいた「ママイヤ期(仮)」を感じた瞬間&私の見解と、ママイヤされてメンタルが落ち込んだときの対処法についてご紹介したいと思います。
ママイヤ期を感じた瞬間①:直母(母乳)拒否された時
ダイレクトに拒否される代表事例「直母(母乳)拒否」。
育児が始まったばかりのころ(〜2ヶ月)に起きる方が多いのかな?と思います。
これをされたときはメンタルボロボロでした。
今思い返すとそんなことはないんですが、「母乳を拒否されるって母そのもの(私そのもの)を拒否される=生理的に嫌いなの!?」とネガティブに考えてしまって本当に辛かったです….。
私が母乳拒否を通じて「ママイヤかな」という不安が払拭されたのは、母乳を飲めるようになったからというのもありますが、母乳外来の保健師さんからの「形的に飲みづらいとか、うっ滞しているから飲みづらいだけで、ママが嫌いなわけじゃない。」という励ましの言葉でした。
私の場合、現に今(一歳目前)はママイヤされているわけではないので、母乳拒否=生理的に嫌いとかは絶対ないはず!
ママイヤ期を感じた瞬間②:育児に自信がなくなった時
ママイヤ期到来!と感じた瞬間はまさにこれ、「育児に自信がなくなった時、不安になったとき」です。
初めての連続、0歳児の育児….。
こんなに泣くもの?と不安が募っていました…。
例えば夫が夜間も不在で完全ワンオペ=夜に寝ない時や、夫の抱っこで寝かしつけはできたのに次の私の寝かしつけでずっと泣いてしまった時など「ママよりパパの方がいいの….??」なんてかなりネガティブになってしまっていました。
自信がない時って何故かすごく細かいことが気になるんですよね…
パパの方が抱っこ嫌がらないとか….
これがさらに祖母(実母・義母)の方が寝かしつけがうまかったりした時、パパからママに抱っこを交代した時に泣かれたら…ご想像にお任せします….
でもこれってよく考えたら別に「ママのことが嫌い」なのではなく、低月齢時の最大難関「寝かしつけの抱っこ」をいかに快適にできるか=テクニックの問題だと思うんです…。
私の実母、義母は抱っこが上手なのはもちろん、夫も力持ちなので首の座っていない娘でもすごく安定的に抱っこ(ホールド)できたんです…
私は腱鞘炎持ちだったので、いつも抱っこがふらふら….
寝たい赤ちゃんとしては泣いちゃうのもよく考えたら当然なのでは…と今では思えます。
ママなのに抱っこがうまくできない→それはそれでまた自信をなくす時もないわけではないのですが、少なくとも嫌われているわけではない!というのが私の見解です。
ママイヤ期を感じた瞬間③:赤ちゃんの月齢に合ってない対応をした時
あとひとつ「ママイヤなのかな…悲しい…(泣)」と感じた瞬間は赤ちゃんの月齢にあっていない対応をした時です。
具体的には、赤ちゃんの月齢にあった活動時間(起きている時間)を把握しないで寝かしつけをしようとした時や今までうまくいっていた寝かしつけ&遊びにこだわってしまい自分の育児をアップデートできなかった時などです。
これは…仕方がないと今でも思っています。
だって成功体験がある寝かしつけ方法で寝かせたいんだもん…(笑)
一方で夫は今までの寝かしつけ&遊びがうまくいかずぐずるなと感じたらすぐにやり方を切り替えてチャレンジするので比較的ぐずりが収まることも多く、「やっぱりパパの方がいいんじゃ….」となんともネガティブな思考になってしまっていました。
これはなかなか自分で解決策が思いつかず(というのも、月齢にあった育児をできていないと自分で気づいていなかったです)、あとから思い返せばという話になりますが、ふと赤ちゃん自身の成長を目で見て感じた時などに「そりゃ赤ちゃんも今まで通りじゃないよな…」と気づくことがあり、ママイヤ悲しい状態から抜け出していました。
たとえばおもちゃであそぶにしても、寝返りができる(世界を見渡せる)→メリーを回しているだけだと確かに物足りないよなあ…と気づいたり、などです。
ママイヤ(仮)から抜け出すには?
このように0歳児の赤ちゃんが「ママがイヤなの…?」と思ってしまうような振る舞いをすることは結構あるのではないかと思います。
でも、結論として私は「0歳児のママ拒否はママが嫌いという気持ちはなく、ちょっとした行き違いから生まれるものなのかな」と実感しました。
1歳を目前とした今でも、ふとした瞬間に「なぜだ…..」と思うことは今でもありますが、「絶対ママイヤだ!嫌われた!つらい(泣)」と思うことはなくなりました。
ママイヤだと感じるママ側の気持ちをかえるためにいくつか試したことを最後にご紹介しますね。
「赤ちゃんは皆ママが好き」というよく聞く概念は置いておく
まずは「赤ちゃんは生まれてきた時からママが好き」というよく聞く話に囚われすぎないことが大事だと感じました。
なんというか…..おそらく生まれた時から赤ちゃんはママを好きでいてくれてるんですが、だからといって何をしても(抱っこが下手でも/母乳が飲みにくくても)泣かない訳では無い!という意味です。
不育治療ののち待望の第一子が生まれた私の場合「私がママよぉぉ!!」感をすごく出しすぎていて、赤ちゃんに対するママへの幻想がすごかったんです。
赤ちゃんだって一人の人間で、抱っこが心地よくなければママでも泣くし、母乳が飲みにくければ拒否もします。
そういった「赤ちゃんを自分に置き換えた場合にどういう行動をする?その時相手を嫌いだって必ず思っている?」かを考えることで冷静になれました。
あとは「大丈夫!ママのこと嫌いになるはずがない!」と言い切る人のお話もあまり聞かないようにしていました..笑
「じゃあなんで娘/息子は私のことをイヤイヤするのよ〜〜〜(泣)何を根拠にそんなこと言うのよ〜〜!」とヒートアップしてしまうからです….
抱っこで泣くならあえて寝かしつけ担当を自分(ママ)だけにする
抱っこで泣かれて「ママイヤだ!」とショックを受けた場合にトライした解決策です。
我が家では首の座っていない低月齢時にはしっかり赤ちゃんの体全体をホールドできる夫が主に寝かしつけ担当でした。
そうなると、低月齢=ほとんど寝てる=寝かしつけをする抱っこが起きている時間の大部分を占める 訳ですから、パパの抱っこに慣れてママの抱っこに慣れない→びっくりすることもあるだろうと考えたからです。
これは生後3ヶ月に起きたママイヤ(仮)期でやってみました。
意外と効果があったように思います…..!!!!
最初はもちろん私の抱っこで泣く→ショックで私も泣く(笑)→夫に寝かしつけを交代してもらう というパターンが多かったですが、これを繰り返していくうちに
あれ、パパでも意外とギャン泣きしてるな…
と冷静になれる時が訪れるようになりました。
その後私(ママ)自身で寝かしつけができるようになり、「ああ、ママが嫌いなんじゃなくてテクニック・慣れの問題だったんだな〜」と自信を回復することができました。
拗ねたっていい。気持ちを回復させる本を読む
それでもどうしても「赤ちゃんに嫌われているように感じる…」と思ってしまった際、私は自分の自己肯定感に関する本を積極的に読んでいました。
添い寝が必要になってからは、もっぱら電子書籍で読んでいました…紙の本が懐かしい。
おすすめ本①:お母さんの自己肯定感を高める本
抱っこで寝かしつけをできない時に地域の保健師さんに相談をしたところ「ママが緊張しちゃって泣いちゃうのかもね」とグサっと言われたことがあり、そんなこと言われてもどうすればいいの….と思った時に読んだのがこちらです。
生後3-4ヶ月、赤ちゃんが笑いだす時期に「ママをみても全然笑わないんだけど…」とまたまたネガティブに考えていた私ですが、この本を読んだあとに娘に接したらいつもより多く娘の笑顔が見れたように思います。
まあ、赤ちゃんの視力ってものすごく悪いみたいなので偶然かもしれないですが(笑)
この本を読んですごく楽になったのを覚えています。
おすすめ本②:「私、子育て向いてないかも」がラクになる本
こちらはどちらかというともっと赤ちゃんが大きくなった際の育児にフォーカスされていますが、ここで気付かされたのが、「母は脇役、主役は赤ちゃん」ということ。
あくまで自分の負の感情は自分のもので、赤ちゃんはすくすくと自分らしくそだっていくこと。
そして自分の家事や用事を赤ちゃんを理由に後回しにしないことという内容(※実際難しいですが、過度なセルフネグレクトをしないことが大事、と言う意味だと思います。)も目から鱗。
自分を大切にしないと、本当に自信がなくなるんですよね…わかる…
将来娘に「かっこいい母親」だと思ってもらえるようにしたいなあと思える本でした。
おすすめ本③:きみのことが だいすき (絵本)
ママであればこの本で泣く方も多いのでは…という、ママ(パパ)とこどもの関係性をシンプルに伝えてくれる絵本です。
ママの自己肯定感とはあまり関係がありませんが、「そうだ、こうやって娘/息子が辛い時に一緒にいてあげる、支えてあげるママになりたいんだった」と妊娠期を思い返させてくれる傑作です。
この動物の親子で描かれる関係性がまた泣けるんです…
ストーリー仕立てというわけではないので1ページずつじっくり読めます。
いかがでしたでしょうか。
0歳児に起きる「ママイヤ期」については、「ママがイヤなのではなく、何かしらの条件が重なってしまいママがそう感じてしまう」ということなのではないかというお話をしました。
もし同じ気持ちでこのブログを見てくださった人が、「一人じゃないんだ!」と思ってくだされば嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。